リビングカウンターの高さは約80cmで、ちょうど幼児の頭ぐらいの高さです。ぶつかり防止のためコーナー部角部を丸くしたり、コーナー用クッションを取りつければ安全性が高まります。
この枠は塩化ビニール製品で、枠自体が揺れることがあります。枠と壁の隙間に爪がはさまり爪が割れることがあります。その防止のために枠回りの隙間をコーキング材(ゴムのように固まります)で埋めます。
トイレのドアーにロックがかかり、お子様が閉じ込められてしまうことがあります。その時には、鍵穴はマイナス(-)になっていますので、外からそこに10円玉を差し込み、回すとロック解除ができます。
お子様は鉄棒代わりにぶら下がります。重さにより落下することがありますので注意が必要です。
開ける時には引き手に手をかけて開けるのが正しい開け方です。勢いよく開けると指が挟まれますので注意してください。
和室引戸枠は無地(生地)仕上げなので、トゲがあることも懸念されます。トゲがある場合はホームセンターなどで売っているサンドペーパーで削れば大丈夫です。
玄関ドアーは鉄扉のため重くなっております。あおり防止、常時閉鎖のためドアーチェック(ドアーを自然に閉める装置)が取り付けています。枠も鉄製で頑丈にできています。重くて頑丈な扉に指を挟まれることがあります。
レンジフード自体の危険性は少ないですが、レンジフードの風力(排気)を強くすると部屋内の圧力が下がるため、玄関ドアー、その他扉が開けづらくなったり、戻り(閉まり)が速くなることがあります。このため、手を挟んで骨折や指等の切断事故が起きることもあります。
換気をするときは部屋内の吸気口を開け、それでも足りない時は窓を開けましょう。また、子供がどこで遊んでいるか確認し、玄関ドアーには鍵、チェーンロックをかけることで事故の起きる可能性を最小限にできます。